展覧会が終わり、また静かな山の生活へ

ああ、静かだ





まちをてくてく歩いていても、誰に会うこともない

そもそもこの辺の人はみんな車移動だから、あるくということをしないわけだけども。

なんだか、この前までのにぎわいがうそのようだなあ。



この前というのは、H.P.DECO横浜での展覧会のことです。


今回の展覧会〜ファンタージエン〜も、無事に幕を下ろす事ができました。

沢山の出会い、そしてふれあい、毎度感動の中フィナーレを迎えますが
特に今回は、ワークショップを開催したことで、よりお客様との距離がぐんと
近くなった気がします。


ご存知の方もいらっしゃると思いますが、メリーがパフォーマンスをしている時は
会話をかわすこともなく、黙々と制作をします。
どんなお客様がいらしているかは、当の本人は解りません。
解るのは、メリーの口（メリービュー）からかいま見れるお客様の着ている服の色と気配だけ。

ちらちらっと会話も聞こえるみたいですが、いろんなエピソードは、後からスタッフに
聞いたりしているメリーさんです。


でも、ワークショップをしたことによって、今まで見てくださっていたお客様達
と会話もでき、一緒の時間を共有できたので、今までの関係性にも変化がおきて
本人にとっても面白い経験になったようです。


最後の週はパフォーマンスでしめくくり。


この時は、今までにないスペシャルな作品が沢山うまれました。













































夢のような場所から、また静かな山の生活に戻ってきました。



だけど山暮らしもなかなか忙しいのだ


ウチの暖房は薪ストーブなので、焚付け用の小枝も日々拾いに行かなきゃいけないし


ちょっと嵐がくりゃあ電線に木がひっかかり、それをどかしたり


買い物しにふもとまで下がったりと、


ぼんやりしているばやいではなーい。







そして






こんな風に動物の死がいつもとても近くにある

これはヒミズっていうもぐらの仲間？


ある朝は、キレーイな青い鳥が窓辺で死んでいた。


沢山の生と沢山の死。


これは、この世のあたりまえの事なんだなあ


いままで都会で暮らしていたから、こんな当たり前のことをあんまり知らなかった。
あまりにも都会は清潔で、死というものがあたりまえに転がってなどいなかった。


ウチの子供達は動物のお墓づくりの係です。


よーく眺めて、いい子いい子ってして、メリーさんと一緒に埋めています。


こういう実体験て、きっと子供の心に何かの種を撒いているとおもう


静かな山の中で、命を躍動させて、メリー一家はこれからも元気でやっていきます！




これから長い冬がやってくる


はじめて迎える冬。


まわりの人には毎日おどかされているけど、冬ごもりの模様は、またゆっくりレポート
したいとおもいます




さてさて、今我が家はやっと一段落していて、家の中はすでにクリスマスモード


うちのリビングの照明は、かつてイベントの時に作った、銅製のメリーゴーランドの屋根を
リメイクしたもの。
それに、かわいいオーナメントをかざりました。

今年のクリスマスはこれできまりじゃ！









それではまたどこかでお会いしましょう！






ナッキーでしたー