街の灯

皆さん　こんにちは。

またまたブログの更新が遅れてしまいましたが、先週の２日間、阪急ファッションウィーク・スペシャル２DAYSにて無事、山羊メリーさんの任務を遂行してまいりました！！ミッションコンプリートでございます。お越し下さいました皆様、阪急うめだのスタッフの皆様、本当にありがとうございました！！おかげさまでエキサイティングな２日間を過ごす事が出来ましたよ。




今回の戦場は、こんな所


阪急うめだの9階〜１０階がズドーンと大きな吹き抜けになっていてそこが今回のイベント会場になっているのです。中央ステージでは、沢山の方がゲスト出演し、歌やトークショーなどのイベントが盛り沢山で、まるでおもちゃ箱をひっくり返した様な催しとなっておりました。
僕は、メリーさんの仕事をしていたので、そういったものは、いっさい観る事がありませんでしたが土屋アンナさんや石田ニコルさん、ティーナ・カリーナさんなどが出演されていたようです。
ティーナ・カリーナさんは、メリーさんのパフォーマンスの様子をツィートして下さったようで、こっちは、すっかり気を良くして（ティーナ・カリーナええな。家帰ったら聴いてみよ。）と思いました。
関西弁の歌詞ですごく切ない歌い方をされる方です。声が良かったなぁ。。。


まぁ、そんな様子でしたので、大音量の中、メリーさんの音楽はすっかり掻き消され、メリーさんにとって大変厳しい戦いの場となったのは、イベントの性質上、宿命ととらえる他ありません。
昔、村上隆さんが主催するGEISAIというアートイベントに出展したのがメリーさんの初披露でしたが、その時が正にこんな感じで、ハウスの爆音が響きわたり、カオスに呑み込まれたような巨大空間の中でのパフォーマンスでした。




さて、大音量も何のその。今回もメリーさんは、負けませんでしたよ！
















今回、ちょっと残念というか、反省しなきゃいけない点として、設えが飴細工屋さんの露店みたいになってしまった事でしょうか。もう少しゆったりとした中に作品を吊るしたかったのですが、条件が整わず、十分に世界観を作り込めませんでした。難しいですね。こういうことは、本当に自分の理想に近づくように限られた時間の中で常に闘わなければなりません。

パブリックの巨大な建造物などを大きな布で包んでしまう、クリストという芸術家がいるのですが、
彼は、その大規模なプロジェクトの性質上、着想から実現に至るまでに何年にも渡り交渉を重ねて行くそうなのです。彼は、その気の遠くなるような、およそ芸術家の仕事とは思えないプロセス自体も自己のアートだと定めていたそうなのです。　そういうの聞くと「あぁ〜そうか。規模は違うけど、一緒やん。」と思ってしまいます。頑張らなぁ。妥協したらあかん。人形作るだけが仕事ちゃうでぇ。全部やがなぁ。改めてそう思う今日この頃です。

全ての事柄を抱きしめるようにして作り上げて行けたらなぁと思います。








さてさて、話しは変わりますが今回の梅田での宿は、妻であるスタッフナッキーにお願いしてとってもらいました。「そんなに高くなくていいから、常識的なビジネスホテルでね。」
だからいっさいの前情報もなく、どんな所かも知りませんでした。


こういうアーケードを通り


だんだんと怪しげな歓楽街となって行き


あー看板。あった！あった！　ビ　ホテノ。


風俗街のまっただ中。無事に宿にたどり着けました。周りの環境に笑ってしまい、直ぐにツッコミの電話いれときました。
こんな事書いちゃうとあれだけど、ホテル自体は、4〜５０年続く老舗の宿だそうで、フロントの応対もジェントルマンでしたよ。

それに実を言うと僕は、こんなネオンが懐かしくて嬉しかったのです。




ナッキーありがとう。



おやすみなさい。