中秋の名月には団子がなくちゃ

大量のとんがらしをもらったので、リビングの陽だまりでぱつんぱつんと

枝から切っていたら、

娘が「今日は中秋の名月だよ。お月見しようよ」

というので、えっお月見の日って、満月の日じゃなかったの?と思い

満月は今週の金曜日だからと、すっかり気を抜いていた私。

今年の中秋の名月は、10月4日だって。

娘に真実を教えてもらい、慌てて団子作りにみんなで取りかかりました。

何せ慌てたので、材料が家にあるのかないのか

ごそごそ探してみたら、もちきびと白玉粉を発見。

よし、お月見団子はきな粉をまぶしたきびだんごと、白玉のあんころ餅にしよう。

なんども作っているきびだんごなのに、この日に限って水分が多かったのか、べっちゃべちゃの

炊き上がりで、スライムみたいなきびだんご完成。

まあいっかいっか。

そして夜。

いくら秋といえどもここは清里。標高１３００メートルの山の中。

すっかり寒い。

防寒具に身を包み、毛糸の帽子もかぶって、

私なんか毛皮のコートを着込んじゃって、いざお月見。

あつーいお茶をみんなで飲みながらお団子奪い合いながらお月見。

どんどん冷めていくお茶。

ひゃーやっぱり寒いよー

うーん。

あんまりよく撮れなかったなあ。

でも月はすごくきれいだった。

やはり秋は空気も澄んで、月がよく見える。

とても輝いて見える。

古来から、日本人は月を眺め、愛でる習慣がありました。

月を見ながら和歌を詠んだりと、

いにしえに思いを馳せてみるのもまた一興。

はなたらし

凍る茶の中

月の影

皆さんは、どんなお月見だったかな?

ナッキー