山羊のメリーさんWorkshop at ART BASE 2019無事に終わりました!!

みなさん　こんにちは。

先日、行われました「山羊のメリーさんWork shop at ART BASE 2019」もお陰様で満員御礼、大盛況のうちに無事終えることができました。お越し下さいました皆様、本当にありがとうございました！

梅雨入りして心配だった天気の方もなんとか持ちこたえてくれ、終始笑顔と笑いの絶えない催しとなりました！!

今回は、初めましてのお客様と２度３度リピートして下さっているお客様、ご夫婦で参加された方やお子様などなど、実にバラエティーに富んだ方々にお越しいただきました。

特にリピーターの方々は、毎年お会いして、「お元気でしたか？またお会いできましたね。」と何やら親戚に会うような気持ちになるのでした。ありがたい限りです。

だけどそれと同時に、僕自身がルーティーンになってしまわないよう、常に新鮮な気持ちでそういった方々に、新たな地平が見えてくるよう、サポートしなきゃいけないなぁと肝に銘じるモーメントでもありました。

ちょうど、映画などにおける三部作の法則が当てはまるんじゃないでしょうか？

一作目は、荒削りだけれどほとばしる魅力があり、二作目は、技術面が向上してより雄弁で深みが増す。

問題は、三作目なのです。ここで慢心を起こす。或いはノリを忘れて「どうやって作ったのか思い出せない」というようなことが起きてきます。ここがターニングポイント。

情熱を失わずにここを超えて行くと、また新たな道が広がってゆくのです。そうすると一段、見晴らしが良くなって、またしばらく進んで行けます。おっと、これ自分の話ですね。何が言いたかったんだろう。。。

要するにモチベーションを維持し続けるコツの話でした。

次回、また作りたくなるように、ワザと未完成にしておく。腹八分目。何事もこの遊び部分が無いと長続きしませんね。。。

と自分に言い聞かせつつ、ちょっと会場の様子を見てゆきましょう。

　

2時間で仕上げるのは、正直、なかなか過酷でございます。

「皆さーん。残り時間、あと30分くらいですヨ〜〜。」僕がいい頃合いで時間経過を報告するのですが、その度に参加者の額から脂汗がじと〜っと出てきます。

場内に緊張が走ります。

まるで爆弾処理班がコードを切る時のような、極限状態での選択を迫られるのです。

ここからが勝負！皆さん頑張ってください!!

もう気取ってられません。

人によって反応は様々。取り乱して投げ出してしまおうと思う方や、より一層一点に集中される方、

前半ずっと悩んでいて中々自信が持てないでいた方が、嘘のように一気に形が立ち昇って来るのも後半の30分です。

こういう時ほど、人間の素晴らしさ、ドラマを感じられる瞬間はありません。

ああしとけば良かったこうしとけば良かったと頭で色々と思い描くことはありますが、人間、限られた時間の中で、常にこういった岐路に立たされているのだなぁと思います。

素晴らしい!! Excellent!!　でございます。

さあさ、皆さん　疲れたでしょ？　

冒険の後は、お待ちかねの“ナッキースイーツ”のお時間ですよ。

コーヒーになさいますか？　紅茶になさいますか？

本日は、三日間寝かせた手作りプリンにガトーショコラ、ホイップとフレッシュ苺を添えて、さあ召し上がれ。

いかがでしたか？　楽しんでいただけましたでしょうか？

ART BASE でのワークショップも今年で二回目。こちら、通常は銅版画制作のレンタル工房となっています。ご興味がおありの方は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。青い柱が目印です。

それでは皆さん！　またお会いしましょう！

アディオス！