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2019年 07月 22日
さて、本の紹介をする前にそもそもなぜ台湾なのか? それをお話しするには、僕自身のルーツからお話ししなければなりません。僕は、台湾人の母と台湾と日本人の間に生まれた父を持ちます。 ですから台湾は、僕にとっての第二の故郷なのです。幼年期の夏休みなどには、必ずと言っていいほど台湾に(帰省?とは言わないか)行っていました。 冷んやりとした豆花(豆腐とピーナッツのスイーツ)が僕のお気に入りだった。 とは言うものの大人になってからは、すっかり縁遠くなってしまい、饒舌だった言語力も心もとないものとなってしまいました。残念。。 一方で妹は、自身のアイデンティティをこのような形で表現しています。手前味噌になりますが「良く出来た妹やわ。」 今もちょうど、台湾に行っているところです。 氷菓店(ひょうかてん)とは? カキ氷やアイスなどのスイーツ、飲み物、軽食などを出す、昔から台湾の人々に愛されてきた店のこと。日本に置き換えるなら純喫茶みたいなところと言えるでしょうか。 著者であるハリー・チェンさんが台湾各地の老舗氷菓店を巡り、そのスイーツの美味しさに舌鼓を打ちながら、お腹におさめられるだけおさめてゆきます。著者ご自身で撮影された豊富な写真、店主へのインタビューとともに、半世紀以上にもわたって愛されてきた台湾独自の甘味の世界を紹介してゆきます。 近年、台湾が紹介される機会が益々増えてきました。テレビや雑誌などのメディアにおいては枚挙にいとまがありませんが、この本は、そういったきらびやかな台湾スイーツの情報誌とは、趣を異にします。 僕も読んでみましたが、この本に登場する全てのもの、建物や甘味、人々や器、看板や床のタイル、製氷機やコンクリートのひび割れまでもが、ある種のエモーショナルな感情を呼び起こします。切なく、愛おしくなってくるのです。著者ハリー・チェンさんの眼差しがそうさせているのでしょうか? 氷菓室というテーマを記録し始めたのは、この土地の美しさを証明したかったからだ。新聞を開き、テレビをつければ、往々にして、すでに目の前にある美しさよりも、暗いニュースの方が人目をひく。しかしそうであっても、美しさは消えてしまったわけではない。ただその陰に隠れて、誰かが見つけてくれるのを待っているのだ。 美しさは、思い出の中にだけあるのではない。いつも遠くにあって、あなたを待っている。よくよく目をこらせば、ひかえめでありながらも隠しきれないその美しさが、きっと見えてくるはずだ。ハリー・チェン 皆さんも是非ぜひ手に取ってみてください。 全国の書店にて本体1,700円(税別)にて絶賛販売中です!!
by nakamuratadashi
| 2019-07-22 05:03
| 日々のこと
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