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2019年 07月 31日
![]() みなさんこんにちは。 やっとやっと長い雨がやみ、太陽の光が嬉しい日々になりましたね。 こちら清里も、急にジリジリと焦げるような日差し。 年に数回しかない寝苦しい夜を満喫しております。 さて、先日私たちは、長野県の松本で、素晴らしいエンターテイメントを体験してきました。 その名も「空中キャバレー」 どんなものかというと、サーカス、音楽、演劇といったそれぞれのジャンルの個性が融合し、 観客と出演者が入り混じり、全員で作り上げる極上のライブパフォーマンスなのです。(ネタバレ注意) 楽隊の行進についていきながら、観客は大きな広場のような空間に入っていきます。 そしてアコーディオン奏者のcobaさんが移動舞台に乗って現れると、 いきなり華やかな音楽がスタートし、演者と観客は、ぐるぐると回りながら踊りだす。 小さかった輪が、どんどん巻き込まれていく観客によって大きな輪になっていく。 私も夢中で知らない人と手をつなぎ、ジャンプしながら奇声を発し、踊りくるっていました。 オープニングからこんな調子で始まり、 フランスのサーカスチームの演目が始まる頃にはすっかり空中キャバレーの虜。 子供のようにのめり込んでしまいました。 この空中キャバレーは、2011年に初演。その後2年に一度のペースで再演を重ね、 今年は5回目なんですって。 私たちは2年前に初めて観て、こんなに楽しくて儚いものに命をかけて挑んでいる スタッフキャストに胸を打たれました。 全ての仕掛け人である串田和美さんは、舞台上で走り回り、ズッコケて笑わせたりと すごくエネルギッシュ。 年齢を見たら、えっ、、、、?、、78歳? また2年後にやるときには80歳ってこと? びっくり仰天。 永遠に続くものなんてないとわかってはいるけど、こればっかりは 2年に一度必ず観たいと思えるもの。 特筆すべきはサーカスチームの演技。 女も男も、体がすごい。 引き締まった筋肉が武器とばかりに、身一つで立っているだけでも 独特の緊張感。 第一部のラストで、それまで幕で隠れていた場所が開かれると、 広い客席の真っ赤なシートが目の前に現れ、一本の綱が渡してある。 そこで私たちが今までいた場所が、舞台上であることがわかる。 cobaさんの荘厳なアコーディオンのが響く中で、一人の男が綱渡りをするのです。 と同時に空っぽなままの本来の劇場の客席がゆっくりとライトアップされていく様は なんて美しい。 そしてなんて儚い夢のような光景。 人生そのものを見せられているような気がしました。 それにしても舞台上を劇場にして、観客はあっちを見たりこっちに移動したり、 松本市民芸術館を余すことなく利用し、遊び尽くしている趣向には脱帽です。 空中キャバレーのテーマ曲「カメに餌をやらなくちゃ」の中で 最後の方にある歌詞が、この舞台の根幹の部分なのでしょうね。 "この一瞬こそ永遠だ!! " "この一瞬こそ永遠だ!! " "この一瞬こそ永遠だ!!!!! " 最後、サーカスの花形である空中ブランコ乗りの女性が 天井にぶつかりそうになりながらブランコを漕ぎ くるくる回転したり逆さまになったり、 キラキラ、キラキラ、下から見上げている私たちに光のシャワーを 放ってくれている。 すごく眩しい。すごく楽しい。 それなのにすごく涙が止まらない。 人は楽しすぎると泣きたくなるのか。 生きているものの一瞬の輝きは、こんなにも見るものを魅了するのか。 素晴らしい時間をありがとう。 また2年後、絶対観たい。。。。 その日劇場は、幻の遊技場 その時広場は、夢の空中キャバレー 歌え高らかに サーカスの子ら 踊れ軽やかに ミュージックの輩 集え楽しげに 遊べ賑やかに 笑え君たち 星の影たち 空中キャバレー 串田和美の言葉より ナッキーでした
by nakamuratadashi
| 2019-07-31 14:14
| 日々のこと
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