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2021年 04月 10日
人生は、これからもずっと続いていくのかもしれないけど、 ふとひと段落、怒涛の日々に句読点がつく時がある。 我が家にとっての、この冬から春にかけての時間は、家族総出の大作戦。 しかし、今思えば、奇跡は約1年前からもう起きていたのかもしれない。 我が家にとってのこの1年の最大のイベントは、メリーさんのワークショップでもなく、 手に汗握ったオンラインもみじ市でもなく、次女の高校受験であった。 居住地の山梨には、行きたいと思える学校はなく、 自分を表現したい欲求が日に日にオーバーヒートしていた次女は 自分の進むべき場所を常に探していた。 絵を描いたり、演技をしたりすれば、みんなが褒めてくれるけど、 全くもって物足りない。もっともっと、雷を浴びるくらいの刺激が欲しくて欲しくて それはどこにあるんだーー!!!!って毎日思っていたのが中三の春。 折しも長女は大学に進学して約1年、だいぶ生活にも慣れてきたけど、その時住んでいたアパートは 大学受験をギリギリまで頑張ったせいで、三月後半の滑り込みセーフみたいな余り物物件になんとか契約できたような アパートだったので、治安もそこそこ心配な感じ。隣の独身男の生活音も鮮やかに聞こえる壁の薄さ。 なんとなーく親としてもあまり安心なエリアではないなと思っていたわけだけど もう少し違うエリアに引っ越そうということになり、 物件探しをしながら、ふと、次女が東京の学校を選ぶことになったとしても、ふた部屋ある物件押さえておいたら スムーズに事が進むんちゃう? と、長女と算段。どうせメリー一座が東京出張の際はみんなで長女の家泊まることも あるんやし、ふた部屋ある物件借りようよ! ということになり、いろいろな物件を経て、気に入った物件に無事にお引越し。 そうしてルンルンな大学二年生ライフが始まるはずだったのに、コロナのおかげで 大学はすべてオンライン授業になり、長女の大学二年生ライフは 山梨にて完結する運びとなってしまった。 でも、これが結果的に良かったのです。 その後、いろいろ学校を調べていくと、次女に合いそうな、ものすごく刺激的で魅力的な学校を 見つけたのです。 次女に教えてやったらすぐに食いつき、行きたい、ここの学校に絶対行きたい!! と、なりまして、場所を調べたら、なんと長女が新しく引っ越しをした家から歩いて10分の場所に あるではないか! こ、これは行くしかない。合格するしかない!! その前にお前は勉強を死ぬほど頑張らないと推薦取れないど!! よし、と、長女の家庭教師勉強会が始まり、春、夏、秋、と 割とつきっきりで勉強を見てくれた長女。 一応オネエ風の先生が営む塾にも通ったけど、 なかなか思うように成績が上がってこない。 親が焦ると次女が荒れるので、なるべく平常心で、見守っていたけど 長女が次女にすべての行動が甘いんだよ!!!とか、 真剣味が足りないんだよ!!!とか 受験なめてんじゃねえ!!!とか 時々子供部屋から聞こえてきて、 負けじと次女も、なんでお前にそんなこと言われなきゃいけねえんだよ!!!とか 大泣きしながら言い返したりして、 もう、私は遠い目をしながら早く受験終われーと思うしかなかった。 結局次女は推薦で受験することになって 当日は小論文と面接というラインナップなので、 ひたすら小論文との格闘の日々が続き、 過去問の小論文はすぐに尽きてしまい、 長女が毎日ひたすら練習問題を作ってプリントし、次女にやらせるという毎日。 そして長女が添削、反省、そして次の問題へ。 次女の行きたい学校は、自由な校風と生徒の個性を尊重するのがモットーのようで しかし自由というものをどのように捉えるのかで 生徒の自由はとても危険をはらんで行くことになる。 この学校の傾向を理解し、こんなこと聞いてきそうというヤマをはる長女も 我が娘ながら大したもんだと思うけど、 冬になり、毎日小論文と格闘している次女も、急に顔つきが変わりだす。 そして小論文で論じる内容も、アイデアとテクニックのバランスが取れてきて、 なかなか面白い文章を書けるようになってきていた。 もう、あとは本番で書くだけ。早く当日が来て欲しい! と思えるまでになっていた。 そして本番当日!! ど緊張しながら問題を見ると 問題の内容は、SNSが発達した現代において、あなたの思う豊かなつながりとは何か、600字以内で答えなさい。 というもの。 これは、これは、長女が練習問題でオリジナルで考えて作った問題とまったく同じ出題だったのです!!! なんという奇跡。 なんという運の良さ!!! そりゃあもう書けました。ええ、もうスラスラと。 次女は地方からの受験生ということになるので、親の面接もあり、 私も先生と話すことになったけど、 なんかもう直感で、ここに来ることになるなって不思議と感じてしまった。 どの先生と話しても、 スムーズに心の交流がはかれる。他人とは思えない感覚があって、これはとても不思議だった。 でも、今年は倍率がとても上がってしまっていますと言われ、一抹の不安がよぎったけど 次女本人は、自分にやれることは全て出し切って、後悔はないという心情のようだったので 清々しく学校を後にした。 合否の発表はその日の夜。ウェブ発表だったので、急いで山梨に帰り 家族全員で長女のスマホをのぞく。 ものすごい緊張感。 受かりたい、、、受かりたい、、、お願い、、受からせて、、、、!!!!! その瞬間!!! 長女が一言 あっっった!!! エッッうそうそホント?ホントウソ!!ホントだ!!!ある!!!あっっったあ!!! 涙が溢れ出る次女。突破したね。初めて心から欲しいと思ったものを自分の努力で掴み取ったね 家族全員で大拍手。 これで、一つ扉が開いたわけだ。 ああもうー受験て嫌だねえええ こんなに気持ちが上がったり降りたりと忙しくてもうみんなヘトヘトだよおー そしてそれから卒業までの日々は もう素晴らしい友情に包まれた、これもまた感動のお話だけれども、 それはまた、別のお話。 そして先日、晴れて高校の入学式があった。 次女の友達になるのはどんな子だろうか。 担任の先生が、 もうお子さんは義務教育の子どもではない、自分の意思決定で自分の進む方向を決め 自立に向けて立派に歩いていける年頃になっています。 ぜひ、お子さんと距離を取ってください。 と言われた。 細かいことがまだまだ気になるとは思うけど、そこまでお子さんは弱くないはずです。 どうか、信じて少し遠くから見守ってください。 親にとっては、これがなかなか難しい親も少なからず存在すると思う。 でも、本当に子供のことを思うなら、早いうちに手放して冒険させる方が、よっぽど生きる力が ついていくのだろう。 私も、距離をとりつつだけど、学校の話も聞きたいし、次女の友達とも話したいし、 時々仲間に混ぜてもらいたい。 こーんなに小さな時からメリー一座でこぐまのポルカをやってくれたり いつもイベントの時は家族総出で協力してきた我が家。 この先、どのような形になっていくのか 誰にもわからない。 あっという間の時間だったような、ひどく長い昼寝のような 全て夢なのだろうかと思わなくもない時間のような、、、、 何はともあれ、みんな新しい生活が始動した。 我が家の三女も中学一年生。 長女は恐怖の就活が始まるとか、、、 さあ、句読点が打たれたけど、物語の先はまだまだ続く予定。 とりあえずのこれが、この冬から春にかけて起こった我が家の出来事、、、、、 ナッキーでした。
by nakamuratadashi
| 2021-04-10 20:40
| 日々のこと
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